私が潰瘍性大腸炎と診断されたのは、3年前。
当時、医療系の大学に通っていた私は病院実習中でした。
元々、お腹の弱さはあり、嫌なことがあるとすぐに腹痛が起こる体質でした。
実習は不慣れなことだらけ。
大人数の中、自分だけ一人。
忙しそうな先輩に声を掛けるのも難しくて、
何がわからないのかもわからない状態でした。
何週間か経った日から、
急に血便が出るようになりました。
いつもの腹痛だけど、さすがに出血があるのは相当ストレスが溜まっているのかな。
と、当時の私は軽く考えていました。
当時のことは、あまり詳しく覚えてはいないですが、
実習先の先生に伝えたところ、
「病院に行って治してからでないと。体調管理も仕事のうちだよ」
と、注意を受けてしまいました。
実際にクリニックに行くと、
ウイルス性胃腸炎の診断を受けました。
大事だと思っていなかったので、
近くにある小さな消化器内科のクリニックを受診しました。
抗生物質を貰い、しばらく飲んでいましたが、全く改善されませんでした。
実習先と相談し、近くの大学病院に行きました。
そこで医師から説明を受けました。
下血がある場合、
・クローン病 の疑いがあると言われました。
しかし、大腸内視鏡カメラを実施しないとわからないとのことで、
至急実施したことで、大腸の粘膜がかなり炎症しており、
「潰瘍性大腸炎」だと診断を受けました。
急に指定難病である病気に自分が罹患していたとわかり、
驚きとショックが大きかったです。
ただ、腹痛や下血の原因がわかって気持ちは楽になりましたし、
当時はそんなに症状もなかったので、
これで難病?本当に?と軽い気持ちで考えていたと思います。
そこから、
・リアルダ
・ミヤBM を処方され、
実習中は落ち着いて過ごすことが出来ました。